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ビットコインの半減期とは?仕組みや価格への影響をわかりやすく解説!

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シバくん
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ビットコインの半減期って何ですか?よく聞くワードだけどイマイチよく分かっていません...

簡単に言うと「半減期」とは、ビットコインの新規供給を減らし、市場価格に大きな影響を与える節目のイベントのことです。
基本的な仕組みを理解しておけば、価格変動に振り回されず、落ち着いて半減期に向けた準備を進められるようになりますよ!

かけはし
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この記事では、半減期の仕組みや特徴、半減期に向けた具体的な準備などを、初心者でもわかりやすく解説しています。

最初から完璧に理解できなくても大丈夫なので、気軽に読み進めてください!

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シバくん
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ビットコインの半減期とは何?

ビットコインの半減期は、価格や投資に大きな影響を与える重要なイベントです。

ここでは、仕組みや発生するタイミング、存在理由をわかりやすく解説します。

半減期とは?

ビットコインの「半減期」とは、マイニング報酬(ブロック報酬)が約4年ごとに半分に減る仕組みのことです。

マイニングとは、取引データを確認して新しいブロックを作る作業で、その報酬として新しく発行されたビットコインがマイナーに渡ります。

最初は1ブロックあたり50BTCでしたが、2012年に25BTC、2016年に12.5BTC、2020年に6.25BTC、そして2024年には3.125BTCまで減少しました。

この仕組みにより、新規発行が抑えられ、供給の増えすぎによる価値の下落を防いでいます。

また、最初から発行上限が2,100万枚と決められているため、どれだけ需要があってもそれ以上増えません。

シバくん
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こうやって発行量を減らすことでインフレを防ぎ、価値を保っているんですね!

その通り!しかもこの仕組みはプログラムで自動的に設定されていて、人が操作することはできません。
そして、最終的には2140年ごろに全てのビットコインが発行される予定です。

かけはし
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半減期はいつ起きるのか?

半減期は「一定の期間が経過したら起きる」というより、ブロックを積み重ねた数によって決まります。

具体的には、21万ブロック生成されるごとに報酬が半分になります。

1ブロックを生成するのにかかる時間は約10分。
したがって、21万ブロックの生成には約4年かかるため、その結果「約4年に一度」のペースで半減期がくる計算になります。

実際にはマイニングの難易度調整や採掘速度の変動により前後しますが、大きなずれは生じません。

前回の半減期発生日は2024年4月20日だったので、次は2028年前後と見込まれています。

このように半減期は決まった時期ではなく、ブロック生成の積み重ねによって到来する点も特徴です。

かけはし
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過去4回の半減期における分析

半減期ごとに報酬が減ると、供給ペースも落ちます。

ここでは次回の半減期で参考になる「流れ」をつかむことを目的に、過去4回の半減期での出来事と、価格の大まかな流れを時系列で整理し、共通点や相違点を確認していきましょう!

1回目(2012/11/2):50BTC→25BTC

半減期 1回目

引用:CoinMarketCap

この頃はまだビットコインの知名度が低く、直後の価格反応はかなり限定的で、翌年にかけて普及が進み、強い上昇局面が訪れます。「半減期」自体よりも、後に波が来る構図でした。

供給減は効きますが、認知拡大や資金流入など外部要因も重要です。

結果として、半減期は長期トレンドの起点となりやすい出来事だと整理できます。

かけはし
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2回目(2016/7/9):25BTC→12.5BTC

半減期 2回目

引用:CoinMarketCap

半減期を迎える直前から市場の期待が高まり、価格は事前に大きく上昇しました。

その後、半減期直後には一時的な調整が入りましたが、中期的には再び基調を取り戻し、2017年末には過去最高値を更新しています。

この時も、半減期そのものの瞬間に価格が跳ね上がったわけではなく、投資家の心理や需要の高まりが先行して相場を動かしました。

かけはし
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3回目(2020/5/11):12.5BTC→6.25BTC

半減期 3回目

引用:CoinMarketCap


3回目の半減期は、過去と比べて投資家からの注目度が非常に高いものでした。
直後は目立った値動きはありませんでしたが、その後の2020年後半から一気に強い上昇が始まります。

背景には、新型コロナ禍に伴う大規模な金融緩和があり、余剰資金が仮想通貨市場へ流れ込みました。また、ペイパルや機関投資家が参入を進めたことで、需要が加速。

結果として、2021年には過去最高値を大幅に更新し、数百万円台まで上昇する大相場となりました。

2021年後半には過熱感や規制リスクを背景に大きな調整も発生しました。
とはいえ、中期的には「半減期 → 供給減 → 需要増加」の流れが鮮明に表れたといえます。

かけはし
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4回目(2024/4/20):6.25BTC→3.125BTC

引用:CoinMarketCap

4回目の半減期も注目度が高く、2024年前半には高値水準に迫る動きが見られました。

その後も2025年にかけて堅調に推移し、短期的な調整を挟みつつ中長期では上昇基調を維持しています。

特徴的なのは、半減期の瞬間ではなく、その後数か月〜1年ほどかけて効果が表れる点です。

背景には、機関投資家の参入やETF制度の整備など、外部要因の支えもありました。

今回も半減期直後に急騰したわけではなく、時間をかけてじわじわと上昇したことが分かります。

かけはし
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ビットコイン価格に与える影響

ビットコインの半減期は、供給ペースが減ることで市場に影響を及ぼします。

直前・直後で値動きの特徴が異なり、場合によっては思惑通りに動かないこともあります。

半減期前は価格が上下しやすい

半減期を控える時期は、投資家の期待が高まり価格が上下しやすくなります。

過去の例では、2016年には2か月ほど前から上昇が始まり、半減期前にピークを迎えた後、調整局面に入りました。

需要と供給の変化そのものよりも、「供給が減る」という予想から、買いが先行するためです。

そのため半減期の数か月前から注目が集まり、価格が大きく動くことも珍しくありません。

こうした背景から、短期的な値動きに敏感になりやすいのが半減期前の特徴です。

かけはし
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半減期後は中長期で上昇しやすい

半減期を迎えると報酬が半減するため、新規の供給量も減少します。

短期的には利益確定の売りが出て価格が下がることもありますが、数か月から1年ほどの中期スパンで見ると上昇に転じやすい傾向があります。

過去4回の半減期では、翌年にかけて過去最高値を更新する大幅な上昇が見られました。

供給の減少は徐々に効いてきて、価格上昇のきっかけとして認識されやすいです。
ただし、そのスピードや規模は外部要因によって変動します。

かけはし
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「上がらない」こともある

半減期は価格上昇の要因とされますが、必ずしも上がるとは限りません。

例えば世界的な景気後退や金融の引き締め、各国の規制強化が重なると、市場の買い意欲が弱まりやすくなります。

また、流動性が不足している局面では一部の大口投資家の売買に左右され、価格が伸びにくいこともあります。

2020年の半減期後はコロナ禍による金融緩和が追い風となりましたが、逆風要因が強ければ価格の上昇は限定的です。

半減期による供給の減少は重要な要素ですが、市場環境や外部要因も価格に大きく影響することを理解しておきましょう。

かけはし
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次回半減期の予想

ここまでは、半減期についての特徴や、過去の半減期におけるビットコインの価格動向について紹介してきました。

次に、次回半減期の時期予想や価格変動のシナリオについて見ていきましょう!

次回半減期の目安(2028年4月ごろ)

次の半減期は、前回(2024年4月)から約4年後の2028年4月〜5月頃に訪れる見込みです。

1ブロックが約10分ごとに生成され、21万ブロック積み上がるごとに報酬が半減する仕組みだからです。

次回は報酬が 3.125BTC → 1.5625BTC に減少すると予想されています。

ブロック生成速度によって多少の前後はありますが、時期が近づいたら最新情報をチェックしておきましょう。

かけはし
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市況シナリオ(強気/中立/弱気)

次の半減期後の市況は、大きく3つのシナリオが考えられます。

強気シナリオでは、需給が引き締まり、機関投資家の資金流入も加わって価格が大幅に上昇する展開です。

中立シナリオは、半減期の影響を織り込んだ動きが出る一方で、上昇は緩やかにとどまるパターンです。

弱気シナリオでは、世界的な景気後退や規制強化などが重なり、供給減の効果が相殺されて価格が停滞または下落する可能性もあります。

いずれにせよ、半減期は価格を一方向に決めるものではなく、複数の要因の組み合わせで結果が変わる点に注意が必要です。

かけはし
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半減期後1年前後の価格推移パターン(過去比較)

過去の半減期では、価格が大きく動いたのは“その後1年前後”でした。

2012年・2016年・2020年のいずれも、翌年に過去最高値を更新しています。

つまり半減期の影響は、数か月〜1年遅れて表れるのが一般的です。

ただし、市場環境や投資家層の変化によって、今後も同じ動きになるとは限りません。

半減期の“瞬間”じゃなくて、その後じわじわ効いてくるイメージなんですね!

シバくん
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半減期はいつまで続く?発行上限と最終期の予想

ビットコインの半減期は無限に続くわけではありません。発行上限に近づくにつれて報酬は減り、やがて新規発行はゼロになります。

ここでは、終了時期の目安と、その後の価格について整理します。

全ての半減期が終わる時期

ビットコインの発行上限は 2,100万枚

約4年ごとに半減期を迎えるため、すべての発行が終わるのは2140年頃とされています。

その後は新規発行がなくなり、マイナーの報酬は取引手数料のみになる見込みです。

半減期は発行ペースを徐々に抑え、最終的に供給を止めるための仕組みなのです。

つまり、私たちが生きている間に全て掘り尽くされることはありません。
今は「仕組みとしてそう設計されている」と覚えておけば十分です。

かけはし
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発行上限到達後の価格

発行上限に達したあと、ビットコインの価格には大きく2つの見方があります。

1つ目は、供給が固定されることで希少性が高まり、長期的に上昇するという見方。

2つ目は、価格が安定し、決済手段として使いやすくなるという見方です。

いずれにしても、ビットコインがなくなるわけではなく、発行終了後も取引手数料でネットワークが維持されます。

シバくん
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じゃあ、発行が止まっても価値がなくなるわけじゃないんですね?

はい。今後も「限られた資産」としての価値が意識される可能性は十分あります。

かけはし
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半減期に向けた準備4ステップ

見出し画像 資産形成

半減期は価格変動のきっかけになりやすいため、事前に備えておくことが大切です。

ここでは、口座開設から投資方法、ルール作り、税金管理まで実践的な準備を解説します。

1. 取引所の口座を開設する

安全にビットコイン投資を始めるなら、金融庁登録済みの国内取引所を選びましょう。

半減期が近づくと申込が集中して審査が遅れることもあるため、本人確認書類を用意して早めに手続きしておくのがおすすめです。

また、取引所ごとに手数料や使いやすさが異なるため、複数を比較して自分に合うところを選ぶと安心できます。

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まずはコインチェックから使ってみて、慣れてきたらGMOコインも併用してみるのがおすすめです!

シバくん
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2. 少額から積み立てる

毎月1万円など、少額を定期的に積み立てる「ドルコスト平均法」がおすすめです。

価格が高い時は少なく、安い時は多く買えるため、平均購入価格を抑えやすくなります。

長期的に見ると、相場の上下に振り回されにくく、心理的にも安定して投資を続けられます。

シバくん
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一気に買うより、コツコツ買ったほうが安心なんですね!

はい。相場に振り回されずに続けられるので、初心者には一番おすすめです。

かけはし
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3. 売買ルールを決める

半減期の前後は値動きが激しくなるため、あらかじめ「売り買いのルール」を決めておくことが大切です。

たとえば「2倍になったら半分を利確」「20%下がったら損切り」など、基準を決めておけば感情に流されずに済みます。

分割で利確すれば、上昇トレンドに乗りながらリスクを抑えることもできます。

シバくん
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なるほど!
ルールを決めておけば、慌てて売ったり買ったりしなくて済みそうですね。

半減期の前後は価格が乱高下しやすいため、冷静さを保つ準備が何より大事なんですよ。

かけはし
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4. 税金対策・リスク管理を行う

ビットコインの売買益は雑所得にあたり、年間利益が20万円を超えると確定申告が必要です。

購入日・金額・数量をスプレッドシートなどで整理しておくと安心です。

また、税金を考慮せずに全額再投資すると、後で資金不足になるリスクもあります。

さらに、ハッキングや取引所トラブルに備えて、資産の一部はハードウォレットで分散保管しておきましょう。

シバくん
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税金とかハッキングとか、気をつけること多いですね…

そうなんです。でも最初に仕組みを知っておけば、あとで困ることはありませんよ。

かけはし
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まとめ:半減期は「希少性+市場心理」を動かす節目

ビットコインの半減期は、単なるイベントではなく、供給量を減らし希少性を高める重要な仕組みです。

価格は必ずしも直後に上がるとは限りませんが、長期的な上昇トレンドを生み出す要因になってきました。

シバくん
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じゃあ、半減期が来たら買えば必ず上がるってわけじゃないんですね?

そう。大事なのは「仕組みを理解して、自分で考えて動く」ことです。
焦らず、長期目線で考えましょう。

かけはし
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まとめ

▼半減期とは?
 約4年ごとにブロック報酬が半分になり、新規発行が抑制される仕組み。

▼なぜ注目されるのか?
 ①発行上限2100万枚による希少性
 ②過去の半減期で長期的な価格上昇が多い
 ③投資家心理を刺激する節目

▼投資の特徴
 ・短期的には乱高下しやすい
 ・中長期では需給の変化が効きやすい

▼これからの視点
 次回は2028年頃。発行終了は2140年頃と予想されている。
 長期での資産価値維持に加え、安定した決済手段になる可能性もある。

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